飲食店を運営しているが、お店のホームページについて悩んでいる。
特に
- 自社にホームページはそもそも必要?
- 昔作った古いページはあるが、綺麗にすべき?
- グルメサイトなどに掲載しているし、いらないのでは?
といったことで迷われてはいませんか?
この記事ではホームページを持つことによるメリットをお伝えし、あなたがページに力を入れるべきかどうかの判断材料を提供します。
先に結論を言うと「今よりもっと集客したい」と考えているなら必要です。
飲食店にホームページがいらないと言われる理由
IT化が進みホームページを持つお店や企業が増えてきました。ですが飲食店業界では開設がまだであったり、力を入れていないケースも見受けられます。
なぜこのような状態にあるかというと、業界の仕組み的な問題だと考えられます。
具体的には
- グルメサイトやGoogleマップで代用できる
- ネット集客しなくてもお客さんが来る
という構造があるので、不要と言われることもあるのだと感じています。
グルメサイトやGoogleマップで代用できる
ホームページを持つメリットはお店の情報をWeb上でお客様に提供できる事です。
しかし飲食店業界にはグルメサイトやGoogleマップなど、お店の情報を簡単に載せられる便利なサービスがあります。
つまり、ここに掲載すればある程度のメリットは受けることができます。このような業界の構造があるため、ホームページをいらないと考える人がいるのです。
ネット集客しなくてもお客さんが来る
飲食店がホームページを持つメリット
上記理由を踏まえると、一見ホームページに力を入れる必要性はやはりないのでは?と感じられたかもしれません。
しかしホームページはお店にもたらしてくれるメリットが大きく、今の時代には無くてはならないものだと考えています。その理由は、お店にとって以下4つのメリットがあるからです。
- お店の魅力を細かく伝えられる
- お店の名前を知らない人も集客できる
- しっかりしたお店と思ってもらえる
- 良い人材(アルバイト)の採用に繋がる
お店の魅力を細かく伝えられる
お店の情報は確かにグルメサイトやGoogleマップ上で伝えることができます。しかし、お店のコンセプトやこだわりについてまでは詳しく伝わっていないかもしれません。
一方、ホームページであれば
- お店への想い
- 食材へのこだわり
- お店の雰囲気
- 従業員の写真
- 季節限定おすすめのメニュー
を細かく画像も交えながら掲載することができます。お客様からすればホームページを見ることで他店舗との違いが分かり「行きたい!」と思わせるきっかけを作れます。
このようにお客様の背中を押してくれるホームページは、非常にメリットがあると言えるのではないでしょうか。
お店の存在を知らない人も集客できる
ホームページを持っていれば、お店の存在を知らない人も集客できる場合があります。
例えばネットで「土用丑の日 いつ」と検索したとします。すると今年は何月何日ですと書かれた記事にヒットするかと思いますが、このサイト運営者が「うなぎ屋 ○△」だった場合を考えてみてください。
土用丑の日の記事にたどり着いた人は、うなぎ屋○△に行きたかったわけではありません。土用丑の日にうなぎが食べたかった潜在顧客です。でもサイトを見てうなぎ屋○△に興味がわき、スーパーのうなぎではなくここで食べようと来店してくれるかもしれませんよね。
自店のことを知らないお客様に対しても、上記のような流れで集客できるのは非常にメリットと言えるのではないでしょうか。
しっかりしたお店と思ってもらえる
あなたが何かを検索した時、お店や会社のホームページが綺麗で充実していたら「しっかりしたお店、会社だな」と感じませんか?
これと同じように、ちゃんとしたホームページがあればお客様はあなたのお店のことを好印象に思ってくれます。
しかもホームページに力をいれない飲食店も多い中ですから、充実したページを持っていればそれだけで他店との差別化が可能となります。
ホームページを持つことは、こういった安心材料を提供するきっかけをも作ってくれるのです。
良い人材(アルバイト)の採用に繋がる
ホームページはお店の採用にも影響をもたらしてくれます。
なぜならホームページに掲載されているお店の想いやコンセプト、雰囲気を見て賛同してくれる方が応募してくれるようになるからです。
また、ページを見てここは自分と合わないなと感じた人は応募をしなくなります。これによって、採用後にミスマッチが起こる可能性も減らせます。
集客だけでなく採用面でもホームページはメリットをもたらしてくれるのです。
いるかいらないかの判断基準
ホームページを持つことのメリットをお伝えしましたが、正直力を入れるべきかまだ迷っているという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで最後に、ホームページがいるかいらないかの判断基準をお伝えします。それは「もっとお客さんを増やしたいか」です。
冒頭でも話した通り、飲食店業界はホームページが無くてもある程度の集客ができてしまいます。なので無理に力を入れる必要はありません。
ですが機会損失を防いだり、他店との差別化を図って集客に貢献してくれるメリットがあります。もっと売上を上げたいと考えているなら、ホームページの開設を検討してはいかがでしょうか。