本屋さんやWebサイトなどで最近目にするようになった「MEO対策」。もしかしたらすでに電話やメールで営業されたことがあるかもしれません。
しかし気になって調べてみたものの、
- 難しい言葉ばかり並べられてわかりにくい
- ざっくり言うとどういうこと?
- なぜ流行っているの??
と思ってはいませんでしょうか。
そこでこの記事では、なるべくわかりやすく簡単に解説していきたいと思います。
MEOとは?わかりやすく簡単に
MEOの正式名称は「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」と言います。
わかりやすく簡単に言うと「Googleマップで検索したときに、あなたのお店の情報を上の方に表示させる施策」のことです。
具体的には以下のものが挙げられます。
- Googleマップのお店欄の住所や電話番号を最新のものにする
- 口コミを増やす
- 口コミに返信する
- Googleマイビジネスの投稿機能を使って最新のお店情報を投稿する
どうしてこのようなことをしてまで上の方に持って来させたいかというと、来店してもらえる可能性を上げることができるからです。
Googleの調査によると、人は検索して出てきた1番上のものは約20%の確率でクリックするそうです。しかし2番目は約10%、3番目は約7%となっていくこともわかっており、後ろの方にいるやつはクリックされにくいことが分かります。
実際あなたも検索をした時に50件のラーメン屋さんが出てきたとして、そのすべてを検討しないと思います。しっかり吟味しても上から5~10店舗くらいではないでしょうか。
お店選びの候補に挙げてもらうためには口コミに返信をするなどのMEO対策を行って、上位表示させることが大事なのです。
なぜ今MEOが流行りつつあるのか
なんとなくMEOについてわかったと思いますが、一体なぜ流行りはじめているのでしょうか。
考えられる主な理由として3つ紹介します。
- Googleの検索結果に位置情報が加味されるようになったから
- ホームページでのWeb集客が難しくなってきているから
- 本格的にMEO対策に取り組んでいる人がまだまだ少ないから
Googleの検索結果に位置情報が加味されるようになったから
Googleで「ラーメン屋」と検索してみてください。すると地図と一緒に3店舗位が表示されるはずです。そして「ラーメン屋 大阪」など地名を含めて入力していないのに、今いる場所周辺の店舗が表示されていませんか?
Googleは位置情報を絡めた検索結果を表示するように数年前アップデートされました。これによって近くのお店を気軽に検索する人が増えたことが、MEOが流行りつつある1つ目の理由です。
検索する人が増えたということは、上位表示させたらお店の情報が多くの人の目に留まることになります。それを狙う人が増えているのです。
ホームページでWeb集客が難しくなってきているから
ホームページでのWeb集客は、年々難易度が上がっています。かつてはブログを更新していればある程度アクセスも増えたのですが、今はかなり分析して書いた記事じゃないと厳しいです。
しかもそれを継続してやっと成果が出てくるという感じです。ですので自分でやる場合でもかなりの時間を要しますし、外注する場合でも数十万円~数百万円はかかります。
しかしMEO対策はホームページでのWeb集客よりかは比較的取り組みやすい施策となっています。自分で少し勉強すればできますし、外注する場合でも月額2~5万円程度です。
このように気軽に始めやすいという背景もあって、近年取り組んでいる人が増えているのです。
本格的にMEO対策に取り組んでいる人がまだまだ少ないから
Googleマップによる検索行動、消費行動が注目されたのは2018年頃と言われています。そこからどんどんMEO対策を行う人や業者が増えてきました。ですのでまだ2,3年くらいしか経っていないんです。
これにより、まだまだMEO対策は事業者の中でも知られていません。つまり今から本格的に取り組んでおけば、先行者利益を獲得できる可能性があります。このことにいち早く気づいた一部の人が本腰を入れ始めたことで、流行りつつあるのです。
ホームページ集客の歴史は20年ありますが、たくさんの人がブログを始める前はかなり簡単にアクセスを伸ばせました。しかし現在はみんな当たり前のようにサイトを持っていることもあり高難度化しています。
おそらくMEOも取り組む人が増えたら難しくなっていくでしょう。そのためにも、今から取り組んでおくことをおすすめします。
自分のお店(施設)はMEOに取り組んで意味があるの?
MEOが何となくわかり、集客に一躍買ってくれるかもしれないと言うことは分かった。しかし、自分のお店(施設)にとって必要なものなのか分からないと感じている方もいらっしゃると思います。
そこで結論を言うと、MEOはかなり多くの業種にとって効果的です。飲食店や小売店などに限らず「自分のお店や施設に来てほしい」と考えているならメリットを受けられる可能性は高いです。
下記に効果的な業種の一例を載せておきます。
- 飲食(居酒屋、カフェ、ラーメン店)
- 小売(雑貨屋、古着屋、酒屋)
- 美容(ネイル、美容院、エステ)
- 医療(歯医者、眼科、薬局)
- ジム(フィットネス、ヨガ、パーソナル)
- 教育(英会話教室、学習塾、料理教室)
- ホテル(ビジネスホテル、旅館、温泉)
- 士業(税理士、弁護士、社労士)
興味があるなら今のうちから情報収集を
MEOについてわかりやすく簡単にお伝えして来ました。ざっくりとお伝えしただけなので、まだまだ分からない事だらけだと思います。
ですが、今後MEOに取り組む人はしばらく増えることが予想されます。少しでも興味を持っているなら、今の打ちから情報収集を始めておくのがおすすめです。
時間が無いよという方は業者に外注するという方法もありますので、検討してみてはいかがでしょうか。